アジアに行く理由
なぜ海外(アジア)で仕事をする必要があるのか
仕事をする中で気づいたことは、国内は価格競争が進んでいて、競争が多発するSI市場で付加価値を出すことが非常に難しくなっている。
国内での価格競争が激化する中で、活路が見えた。
アジア市場だった。
ちょうど担当していた案件でPMをしており、お客様から言われた事は、「アジア展開も同じメンバーで担当してくれたらいいのに」
という言葉だった。
理由を聞くと、欧州(お客様は欧州にも拠点を展開していた)と比べて、アジアは工事を頼むと品質も良くない、良い品質で頼もうとすると想像を遥かに超えた額を要求される。
でも担当する中でプロジェクトを失敗させるわけにはいかないし、成功されるためには、良い品質で高い価格を選ぶし、海外展開は日本の展開に比べて高額であっても現地の状況が掴めないことなどを理由にすると会社側からの許可がおりやすいと言っていた。
このときはノウハウも、実績もないため、お客様の要望に答える事はできなかった。
しかし、ここにビジネスのチャンスがあるのでは?と強く感じた。
自分には日本で培った高品質な法人ビジネスの知識や実績がある、でもアジアの法人ビジネスに関して経験で少しの知識はあれど実績は無い。
ではそのビジネスチャンスを掴むために何か必要か。
当然アジアで法人ビジネスをした実績である。
人の話を聞いたり、出張するだけで、ビジネスを成功させられるほど、世の中は甘くないし、1年間でも足りるかわからない。
でもまず、1年間行き、実績を上げ、ビジネスチャンスを掴むきっかけを作り出したい。
1年間経験して、可能性を感じれば、駐在しさらなる成長を目指すことも当然視野に入ると思う。
今後のアジアでのビジネスチャンスを掴むためには、アジアの法人ビジネスの実績が不可欠で、この経験をすることで日系法人企業がアジア進出する際に、新しいコーディネートができるようになります。
つまりアジアへの挑戦は、新しいコーディネートを行うことに繋がり、さらに一歩踏み込んだアジアビジネス拡大に繋がります。
だからアジアに行く必要があるのだ。