イストの叫び

シンプルを目指して、自分が持っている商品をメモ

アジアに行ったときに何ができるのか何ができるようになるのか

アジアに行く必要性を話したので、次はアジアで自分が何ができるのか、頭の整理のために書きたいと思います。

 

何ができるのか

 

入社してから今までは、法人ビジネスに関わり提案から構築をメインに携わった。

直近では、約1年の提案で他社からシステムを奪還し、約半年の期間をかけて構築を行った。

プリセールスやエンジニアリングの要素はもちろんだが、顧客とのリレーションや契約の作法まで勉強することができた。

 

タイを例にすると現地に行った時に求められるのは、日系企業の案件でタイと日本を繋ぐ架け橋(リレーション)である。

プリセールスチームとPMチームでは多少案件への入り具合が違う。

タイの場合は、企業規模が少し大きいので、セールス、プリセールス、エンジニアと別れている

プリセールスとエンジニアであれば十分に自分の価値を発揮できると思う。

 

今は、海外拠点を含む多拠点展開でPMを担当しているため、英語での手順書や電話会議が行われる。

喋れない事をもどかしく思うが、自分にできる最大限の努力はしたいので、会話を聞きつつ自分にできる準備は何か考えて、少しでもアシストができるようにしている。

 

ここで違和感が生まれるのが、見積もりについてだ、、、

事前に見積もりを依頼して、提示された額でOKを出すと、なぜかNGが返ってくる…

日本だとありえないことだが、海外では起こりうることらしい。。。

 

日本側からそのやり取りが見えないので、わからない。これこそ現地で自分がリレーションできれば

その手のやり取りは減らせるし、現地に行き改善として付加価値を与えられる部分でもある。

 

そして、何ができるようになるのか。

 

日本とアジアの架け橋になれる。

今まではグローバル企業に対して、日本のビジネスしか知らない提案になってしまっていた。

相手の気持ちを理解する。アジアに展開したいお客様の気持ちを理解する上でアジアのビジネスを経験していないならば、何を提案しても、想像の範疇を超えない物しか生まれない。

 

プラスアルファの感動品質を提供しようと思った時に、必要になってくるのが今回の経験である。

具体的にすると、アジアにコールセンターを作る動きが活発化している昨今で

どのように工夫すればうまくアジアでコールセンターが展開できるのか、日本との違いを理解しない状態で展開をしようとすると必ず失敗するし、商習慣ギャップの理解がそこでは不可欠になる。

 

日本だとすでに値引き合戦が始まっているが、アジアに展開しようとするお客様は違った。

ここに可能性を感じている。

現地で何を選んでいるか、の問いに対して、そこにあったから。と答えている

もしくは、日本であってもそこに精通しているベンダを高額で選ぶ。

だから一歩でも早く、そこに進出することで、そこにあったからのサービスにしたいし

まずは、一歩入り込むために、現地のビジネスを学び、自分のものにしてから

活路を見出していく必要がある。

 

持って帰ってくる上で意識したいのは、再現性である。

どんな仕組みでアジアが動いているのか知るだけでは足りず、しっかりと再現性を持って、提案に当てはめる必要がある。

そのためには、イベントカレンダーでもなんでもよくて、自分が何をやったのか証跡をしっかりと残せる仕組みを作り出して飛び出す必要がある。

 

今の現地のポジションにあてはまる仕事をしているし、具体的なイメージが業務レベルでできている

さらに、アジアビジネス拡大に向けて具体的に持って帰ってくるものも決まっていて

それを生かすルートも頭の中には描けている

 

これがアジアに行ってできることと、何ができるようになるのかのビジョンである