イストの叫び

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言われた事だけをやる人にならないで(若手社員向け)

こんにちは!シンプリストぽよです。

 

梅雨って何であるんだろう…と疑問に思いつつも調べない系男子です。

※仕事等で本当に必要な事はちゃんと調べましょうね

 

で、今日の話ですが、言われた事だけをやる人にならないで

人の気持ちがわかる人、わからない人

人の気持ちがわかる人、わからない人

 

 

どういう事か、本のタイトルにもありますが、人の気持ちを考えたらそれは分かるのかなぁ。と思います。

 

仕事柄、プロジェクトマネジメントやリーダーのポジションに就く事が多くなりました。

言われる側と言う側になってみて思う事は、タイトルにもある通りです。

 

語弊も生まれてしまうのでパターン分けをしてご紹介します。

 

まず、言われた事だけをやる。と言っても速度が関係します。

3分で終わる事、1時間かかる事、1週間かかる事)では全然話が変わります。

まず、3分で終わる事

 

これは言われた事を即座にやれば終わりますし、言われた事だけをすぐにこなしてすぐに報告をすれば感謝されます。(これ印刷しておいて)とか、非常に簡単な依頼がこの部類になります。

ワンアクセントとして、3分で終わりそうな事は誰でも出来る可能性が高く、だからこそ感謝されます。コスパ最高です。

資材の開梱をしている時に、手伝いましょうか。ゴミ捨てて来ますよ。等、一見雑用に見える作業ではありますが、信頼関係を築くためには必要な所作ですし、3分で信頼関係ポイントが稼げるならめっちゃお得だと思いませんか。

 

ここでも逆の立場になって下さい。新人や異動して来た人に対して、人となりも分からないのに仕事を任せるでしょうか?

そこで、簡単な作業ではありますが、気軽にお手伝いしてくれる人だと分かれば、なんとなく信頼できそう。となり、意識も変わってくるのでは無いでしょうか?

人間なんて些細な事の積み重ねで生きていますから、数分で終わる作業ならガンガン手伝って生きましょう!(3分手伝って逆に時間がかかる作業に引き込む作戦も上級者編として使うことも出来ます笑)

 

次に、1時間で終わる事

 

これは、プレゼン資料の修正だったり、簡単な決裁の依頼だったりが想定されます。

依頼を受ける時に、一応締め切り時間を確認したり、依頼のニュアンスを確認する事をオススメします。

これだけでも言われた事だけをやる人、を脱出出来ます。

 

先輩「この資料修正しといて」

後輩「はい、分かりました」

 

これを見て、どう思いますか。

一見、良い後輩のように映るかもしれませんが、先輩としては、もう少しトークをしたい様子も伺えます。

 

では、これはどうでしょうか。

 

先輩「この資料修正しといて」

後輩「はい、分かりました」

後輩「今別作業中なので、今日中とかでも良いですか?」

先輩「お、全然いいよ!中身見てから何かあったら言ってね!」

 

これはどうでしょうか?

一例なのでもっと会話を続けても構いません。

ですが、一言こちらから加えるだけで、先輩が質問を受けてくれる姿勢であることも分かりますし、今すぐとりかかる必要があるわけでなく、今日中の対応で良い事が分かります。

すぐに中身を確認して、一言加え、「また何かあったら質問していいですか!」

と訪ねておくのも、円滑なコミュニケーションに繋がるでしょう。

例えば、この後外出しちゃうから、メールで連絡して!とか相手が望むコミュニケーションの依頼もあるかもしれません。

相手がどのようにして欲しいか事前にヒアリングしておくことで、こいつ俺が求める事やってくれるな!と思われ、評価が上がる事は間違いありません。

 

お願い→はい。のコミュニケーションだけで終わらせると言われた事をやるだけの人ですが、そこに1歩踏み込んで何かしら1つ情報を聞き出す癖をつけておくと、好印象に繋がるので、ぜひ試して見て下さい。

 

では、最後に1週間かかる事

 

1週間と言わず、長期間に及ぶ依頼と捉えて頂ければと思います。

この場合は、定期的な確認が大事になってきます。

 

今まで長期的な関係が築けているとか、圧倒的な信頼関係がある。という場合はこれに限りませんが、そんな例は多くないので省きます。

 

設計書の作成や、簡単なプロジェクトを先輩から任されたとします。

 

任せる側の先輩の気持ちはどうでしょうか?

 

先輩としては、自分がやった方が早いし質が高い事も分かっています。

しかし、後輩が育たないとチームとしての生産性が向上しないし、任せて、要所でフォローする体制を組みたい。と考えます。

そこで、要所で確認したいけど、こちらから進捗状況を適宜確認するのが面倒だから、ポイント、ポイントで相談に来てほしい。というのが欲張りですが、本音です。

 

そこでどうでしょう。

依頼された後に、予定表(outlookなど)に進捗確認という予定を入れてみて下さい。

”こいつできる…”となるはずです。

これは、魅せ方なので、最初だけ行えばいいと思います。

後は、適宜ポイントになる部分で相談させて下さい。とか予定入れさせて下さい。とか入れておけば先輩も安心して仕事を任せられると思います。

 

不安な人は、保険として、危ないときはすぐ相談しますね!と言っておくと、任せた先輩としても、安心感が増します。

 

個人的に採用しているのは、期限が1週間だとすると、なるべく最初は外枠だけでも完成させて、3日目までに確認を入れます。(理想は1日後)

理由は、方向性が著しく逸れていても、修正できる期間は残した上で相談にいけば、なんとかなるからです。

1週間後に自分としての完成形を持っていき、方向性がずれていたときはどうしようもありません…(先輩が気を利かせてバッファーを持ってくれている場合もありますが)

 

このように、タスクにかかる時間に応じて、対処の仕方はまちまちですが、大筋はここを抑えておけばミスコミュニケーションが発生することは少ないと思います。

 

言われた事だけをただこなす人は、成果が続けば良いですが、人間必ずしも成功し続けられる訳ではないので、失敗してもプロセスとしては概ね間違っていないが、一部が悪かったので次回に向けて修正します。と説明する事で上司としても次に任せるための理由、納得感が生まれます。

 

このように、1つ1つは簡単な事かもしれませんが、積み重ねが力になる事は間違いありません。

 

1歩1歩着実に頑張りましょう!

 

ここまでお付き合い頂き、ありがとうございました。

 

ではでは