ビジネスをスケール(拡大)させるためにはどうすればいいのか
こんばんわ!シンプリストぽよです。
GWを挟んでお久しぶりになってしまったのですが、色々ありました…
書くと長くなるので、今日は仕事でこれはまとめておきたい!と思った話について書こうと思います。
タイトル通り、ビジネスをスケールさせるためにはどうすればいいのか
結論としては、自分が歩いた道を固めて(マニュアル化)他の人に託す。
だと感じています。
なぜか。
非常に優秀な方が一人いたとしても、その人には24時間しかありません。
3人分の働きをするとしても、4人の人の働きには勝てません。
私の話でいくと、新入社員の育成として、トレーナーという制度がありました。先輩社員と新入社員がペアで動く、この制度を実際受けてみて、人によって差が有りすぎると感じていました。
同期と話した時に、楽しそうに先輩の話をする人もいれば、愚痴をこぼしている人もいます。
どうして、このような形になってしまうのか…
トレーナーの制度に問題があると感じました。
どこの会社も大なり小なり優秀な人には仕事が集まると思います。
すると、優秀な人がトレーナーになると親身な対応が出来ず、更に、優秀でない人がトレーナーになると…
という状況がありました。
これは制度として良くない、結果として、部署の後輩も私と同じミスを良くしていました。しかし、チームは違うので具体的なアドバイスを近くで出せませんでした。
そこで、私は後輩に苦労して欲しくないし、同じミスをして欲しくないと深く思いました…
ここでいうミスというのは、失敗ではなく、失敗より前段階の話です。
失敗は成功の母と言いますが、ミスは失敗の母です。失敗は成功すると考えた上での結果なので、問題ありません。ですが、ミスは考えられてないことにより発生する自称なので、最小限に抑えるに越したことがありません。
そこで、部署の中で若手を育成するワーキングを立ち上げ、20代のメンバーをアサインし、部署全体で若手を育成する活動を実施しました。
結果的に、これは効果、満足度共に高い物となりました。
しかし、ここで気付きました。
50人やそこらを成長させた所で何も変わらない。
絶望しました。
自分の力の無さ、努力は何だったのか…
そこでたまたま聞いていた、オリエンタルラジオの中田さんのラジオにキングコングの西野さんが出ていました。
そこで話していた内容が、まさに、ビジネスをスケールさせるためには、誰かに自分の仕事を託さないといけないよ。
でした。
背中を何かが突き抜けたように、感じました。
1年以上努力した内容と体系化して、引き継ぎ、それを広めることで、変わる。
確実に変わると確信しました。
そこで、体系化を進めました。
そこで新たな問題が出てきました。
誰に説明することで、この取り組みは広まるのだろうか…
安直な考えですが、社長を呼んで報告会を開き、賛同を得ることができれば、同席するであろう取締役も何か行動せざるを得ない状況になり、波及すると、確信しました。
有り難い事に、年度納めの場で、社員代表で社長に豊富を述べる場が提供されました。
これはチャンスだと確信し、私の思いを込めて社長に伝えました。
奇跡的に願いは通じ、社長から好感触が得られました。
更にチャンスだと思い、追い打ちをかけるように社長に対してダイレクトメールを送りました。
今思えば怖いもの知らずだったなぁ…と、エスカレーションルートなんて全部無視しました。
有り難い事に社長がその件に関して、覚えてくれていたのか、周りの人達も会を開くように動き出してくれました。
そこで、考案者がうかうかしてられないと、企画書を練り込み、入念な準備を行い、報告会で具体的にどのように各部署で取り組めばよいのか、という状態までまとめることで、実際に聞いた取締役が、部下に指示しやすくしました。
※そこまで考えられていたか、怪しいですが、結果的にそこまで見据えていたと思います。
すると、結果的には、全社にこの活動が波及し、50人で始まった活動が桁違いの人数を巻き込み動き出すこととなりました。
という事からも分かる通り、一人で何かをしようとするには限界があり、何か自分が成し遂げたらそこで終わりではなく、それを後の世代に引き継ぐ準備をしておかないといけません。
これはマネージメント層になればなるほど必要な能力であり、これが出来ないとどれだけ優秀な人であっても、限界が見えています。(24時間)
ですので、まとめると
ビジネスをスケールするためには、一人の力では限界があるため、歩んだ道を固めて(マニュアル化)次の世代や未開拓の地に広める事が必要です。
やりっぱなしはダメ、後片付けが大事、という言葉に通づる気がしました。
では、今日はこれくらいで…
お疲れ様でした。